東京で見た、今年の初日の出です。

 大晦日の日の出と、元旦の日の出の一体何処が違うのか?そんなことを、ある年の元旦の未明に、妹が言った。

 それはね、心が違うんだよ。

 そう、こたえられれば、良かったのだろうか。

 今年の元旦のお日様は、すがしがしかった。快晴を絵に描いたような蒼い空が、白々とあけていく。

 太陽神、という言葉があるが、アフリカのある部族は、朝上って来る太陽を神だとする。仏教の西方浄土とは、夕陽を佛とする思いの流露ではあるまいか。

 天照大御神は、恐らく朝の方の太陽だろう。

 とりがねに よはほのぼのと あけそめて よよぎのみやの もりぞみへゆく

 昭和天皇の摂政宮殿下時代の御歌である。