「日本外史」は幕末のベストセラー。今で言えば司馬遼太郎氏だろうか。
 日本の誇りに目覚めさせた偉大な功績は不朽だろう。

 そもそも頼一族は学問の家系である。父親の頼春水も史官だった。息子の頼三樹三郎は幕末という疾風怒涛の時代を駆け抜ける志士として短い命を散らした。

 「日本政記」は、山陽の死の1週間前に完成したという。歴代天皇の御治績への批評だが、「外史」ほどには読まれなかった。百点満点の天皇様は初代神武天皇だけということだが、まだ通読はしていない。安藤英男氏の手になる現代語訳の本が手元にあるだけだ。