健康

2009年4月29日 (水)

新型インフルエンザに負けるな

警戒されていた鳥インフルエンザではなく、豚インフルエンザにより、パンデミック・フルーが懸念されている。

フェーズ4の警戒段階が発されたが、まだ爆発的な感染ではない。

さて、素人に何ができるのだろう。ひとごみになるべく行かないこと、メキシコに行かないこと(いけないのでこれは安心>自分にとっては)、うがいをすること、マスクをすることなどなど、当り前のことしかない。

ある医者が言われていたが、体力のある若い人の方がむしろひどくなる危険もあるという。過信は禁物、ということだろう。

第一次世界大戦を終わらせたのが、スペイン風邪の流行だったという説があるくらい、ある意味戦争よりもひどいことになりかねないのが、感染症の恐ろしさでもある。

言ってしまえば、人類の人口調整ということなのだが、当人また係わりのある人間にとって生きるか死ぬかということは重大な問題だ。

適者生存の論理で割り切ることはできないが、先天的にかからない、またかかりにくい人々がいることも事実なのだそうだ。

今、自分が生きてあるということは、これまで祖先から続いて色々な山を越えてきた証拠なのだから、堂々としていればよいのだとも思える。

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2008年8月13日 (水)

テレビに殺される子育て文化

 この間、子育て中の女性を含むミーティングがあり、アフターのお茶の席で何気なく聞いていた話。

 「崖の上のポニョ」がよかったという話をする中で、

 「最近、子供がビデオ飽きちゃって、見せても静かにしていてくれないのよ」

 「それビデオにならないのかしら」

 この女性は、その日初めて知った人で、特に背景を知っているわけではないが、なんとなく違和感を感じた。

 子育てを、テレビ(ビデオ)に任せているのだ。テレビを見て静かにしていれば「いい子」だという認識を持っているわけだが、その場にいたほかの同じような立場にいるお母さんたちも別にそれが当たり前という風で、気にも留めていない。


 ところが、これが大きな落とし穴で、それは奈落の底までつながっているような、深い暗黒の闇なのである。

 それを教えてくれたがの、この本、



 「一に抱っこ二に抱っこ三、四がなくて五に笑顔」

 この題名からして気に入っているのだが、帯に次のように書いていある。

 「子育てに意外な落とし穴・・・

  テレビに子守をさせていませんか?

 ・からだが育たない  ・言葉の力が育たない  ・五感が育たない  ・そして脳にも異変が・・・・・・

 ●2歳までのテレビ、ビデオ視聴は控えましょう
 ●授乳中、食事中のテレビ、ビデオの視聴はやめましょう
 ●メディアを上手に利用するルールをつくりましょう       」

 この本は、本当に読みやすいです。2時間もあれば全部読めます。10代、20代のこれから子育てをするお父さん、お母さんに是非とも読んでもらいたいです。これ一冊あれば、基本的な心構えは全て出来ます。是非買って読んでください。


 子育てに失敗すると、人生が台無しになります。

 子供の人生も、親の人生も大変です。

 いえ、本当は、失敗なんてないんです。

 どんなに苦労しても、結局、親と子が向き合うための勉強。

 それが出来るまで、何度でもトライ・アンド・エラーなんです。

 テレビに親子の時間を奪われてはいませんか?

 ちなみに、私はもう5年以上、家からテレビを追放しています。

 私の父親は、テレビ漬けといってよいほど、朝から晩までテレビをつけっぱなしの人でした。

 話をしたくても、すぐにテレビに逃げてしまう人でした。

 それは非常に悲しいことです。

 テレビなんて無くても生きていけます。ケータイも、パソコンも、インターネットも、昔は何もなかったけど、今よりはるかに子供は元気に育ちました。親子の関係もよかったです。

母親はいつまでも息子の弱点でありましたし、父親は尊敬の対象でした。

 一体いつから、親子の絆はほころびてしまったのか?

 テレビに魂を奪われたころから、かもしれません。

 でも、ちょっとした工夫で、テレビをつけない日を毎週一日つくるだけで、取り戻せるのですよ。

 もっとも大切な絆、親子の絆、命の絆。

 
 今日、電車から降りて、中学生か高校生位の男の子と女の子が私の前を歩いていました。男の子はゲーム機を覗いて何か操作しています。女の子は、そんな男の子を見もしないで、時折携帯を覗き込んだりしてはあさっての方を向いています。一緒に歩いていなければ、全然関係のない二人に見えます。

 一体、この二人に、何か「絆」は生まれるのだろうか。

 生まれたときからテレビ漬け。言葉を覚えたのも、色々な刺激も、みんな扁平な画面から教えてもらった。

 だから、言葉も風景も、何もかもが、扁平なのだ。嫌ならいつでもチャンネルを変えられる、消すことだって出来る。

 だけど、実際の世の中は、そんなもんじゃない。好きな人といつも一緒にいられるとは限らない。嫌なやつと一緒に何かをしなければならないことだってしょっちゅうだ。人をかえることは出来ない。消すなんてとんでもない。

 そんな当たり前のことが、わからなくなっちゃったから、変な事件を起こすのだろう。

 昔、日本は、子供の楽園だった。

 今は、煉獄ではないか。なぜそんなことになったのか。

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2008年8月12日 (火)

「真っ当な日本人の育て方」を是非読んで・・

 この際一気に紹介してしまいます。

 「真っ当な日本人の育て方」(新潮選書)

 田下昌明先生のこの本、紹介しようと思いながら、出来ないでいました。

 真っ当な日本人って、一体何?

 そう思う人もいるかもしれません。

 それくらい、日本人は、壊れちゃってるんだと、私は思います。

 「日本人」なんて強調するのは間違ってる、「地球人」でいいんだ、日本にこだわるなんてばかげてる、

 なんて、多くの現代日本人は思ってるんじゃないでしょうか。

 何か「真っ当な日本人」なんていうと、おどろおどろしい、軍国主義の権化や神がかり的な姿を想像してしまうのではありませんか。

 そんな「期待」を持ってこの本のページを開くと、必ず拍子抜けするでしょう。

 ほとんどの人が、「当たり前じゃないか」「ああ、そうだったな、昔、ばあちゃんが言ってたことと一緒だ。」「昔のやり方でよかったんだな。それが今では世界的に科学的に認められてるんだな。」ってことに気がつくに違いありません。

 そもそも、「真っ当な日本人」ってことは、「真っ当な人間」というのとほとんど同義です。

 世界に誇るべき、日本の「子育て文化」を、見直してみましょう。