« 『僕と妻の1778の物語』を見た | トップページ | 平成の皇太子とモンゴル   知ってますか?「皇太子殿下~皇位継承者としてのご覚悟~」 その2 »

2011年1月21日 (金)

知っていますか? 『皇太子殿下~皇位継承者としてのご覚悟~』 その1

『皇太子殿下~皇位継承者としてのご覚悟~』

明成社有志ブログより 週刊朝日の誹謗記事について


 皇太子殿下について、今の日本人はどれほどのことを知っているのだろうか。


 勿論、そんな偉そうなことを言えるほどの立場でも何でもないことは充分弁えつつも、本当にもったいない事だと思うのである。


 この本は、数少ない、皇太子殿下のお姿を伝える、希有な一冊ではなかろうか。

 第一部では、3人の方々がまとめておられる。

 一人目は、ジャーナリストの打越和子さんである。

 この方は、皇太子殿下がご成婚された際に、皇太子殿下の歩みをまとめた冊子を出されたことがあり、大いに学ばされることがあった。

 「皇太子殿下~皇位継承者としてのご決意」との一文は、皇室の伝統を正に御身に体現されておられる皇太子殿下のお姿を、様々なお言葉から紹介している一文である。


 「皇位継承者」という立場は、皇太子殿下特有のものであることは、言うまでもないことだが、そのことの重みを同時代を生きるものとして推し量ることは決して当たり前ではない。

 花園天皇の「誡太子書」を取り上げられ、

「この中で花園天皇は、まず徳を積むことの必要性、その徳を積むためには学問をしなければならないということを説いておられるわけです。その言葉にも非常に深い感銘を覚えます。」

と述べられている。そして、

「花園天皇の言われる「学問」とは、単に博学になるということだけではなくて、人間として学ぶべき道義や礼儀をも含めての意味で使われた言葉です。私も五十歳になって改めて学ぶことの大切さを認識しています。」

と続けられている。

この一文は決して長文ではないが、皇室とは何か、皇太子殿下のご覚悟とはどのようなものであるのか、拝察申し上げることのできる文章である。


2つ目の「皇太子殿下と世界の水問題」というテーマで 国連水と衛生に関する諮問委員会員の尾田栄章氏の文章は、水問題という世界的な課題を協議する「世界水フォーラム」という場において、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉顧問をお務めになられている皇太子殿下が、いかなるご活躍をされているか、という具体的な話しである。

ご活躍、といっても、何も殿下がスタンドプレーをして目立って何かをしている、という訳ではない。

こんなエピソードが紹介されている。

第一回アジア・太平洋水サミットに関して、その設立に向けて東京で開催された準備会合の折り、殿下にご接見を賜った委員の人々は、東宮御所からの帰路に「我々はもっともっと頑張らねばならない」と大変盛り上がったという。

「勿論、殿下からあれをやろう、これをやろうと言われるわけでは全くないのですが、殿下とお話しをさせていただく仲で、皆の胸中にある意欲や想いがかき立てられていくという感じなのです。」

「殿下のご接見に陪席していて感じるのは、ごく自然な対話の仲で、話している人間の問題意識のようなものが次第に明確になっていくように見受けられます。」

このことは、実は日本人の委員だけのものではないことが最後に語られている。

「世界の人たちは、皇太子殿下以外の方では務まらない役割を殿下にお務め頂いていると感じているようです。ご自身が積極的に周りを動かされるのではなく、そこに居られることによって周りが自然に活性化されて動いていく。」

「皇太子殿下は世界の調和ある発展を水問題の解決を通じて実現するという目標に向かって、まさに余人をもっては代えられない役割を担っておられます。ある意味では日本を超えた大きな位置にお立ちのようにお見受けします。そのことに一番気付いていないのは日本人かもしれません。」

「世界の人たちはすでに水問題は殿下の立派なご公務だと受け止めているようです。そこまでに殿下が努力なさっていることを、私たち日本人もしっかりと心に留めたいものです。」

(続く)

|

« 『僕と妻の1778の物語』を見た | トップページ | 平成の皇太子とモンゴル   知ってますか?「皇太子殿下~皇位継承者としてのご覚悟~」 その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 知っていますか? 『皇太子殿下~皇位継承者としてのご覚悟~』 その1:

« 『僕と妻の1778の物語』を見た | トップページ | 平成の皇太子とモンゴル   知ってますか?「皇太子殿下~皇位継承者としてのご覚悟~」 その2 »