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2010年11月10日 (水)

海上保安庁職員が殉職・説 ~映像の全面公開はいつか~

「尖閣事故で海保職員死亡」説 なかなか消えない本当の理由

 海上保安庁の巡視船乗組員が、中国漁船を確保して船長以下船員を逮捕するために乗り移った際、海に突き落とされ、銛で突かれた、との話は、石原慎太郎都知事がテレビで複数の関係者に聞いた話として紹介してから急速に広がった。

 ところが、昨日からネット上で流れている話は更に具体的に、職員の氏名を含めて流れて沸騰している。

 真偽のほどは確認が出来ないので何とも言えないが、もし仮に事実であれば、菅・仙石内閣は吹っ飛ぶだろう。


 色々な書き込みの中で、その衝撃のシーンがアップされたというものがいくつもあったが、すべて消されていた。

 漁船の体当たりもそれなりに衝撃だったが、隠すほどのものではない、というのが印象だった。


 もっと隠さなければならない情報があるとすれば、上記のようなものであろう。そして、これは2時間はあるといわれるビデオの全面公開がなければ風評は収まらないと思われる。


 しかし、ロイター通信の映像には、YOUTUBEにアップされた44分の画像以外のものが混じっている。

 その一つは、以下の小型船舶が映っているものだ。これは書き込みの中で危険にさらされたとされているものだが、この船舶についての説明は公には一切なされていない(と認識する)

 もうひとつ、海保職員が中国漁船に乗り移った後の写真が掲載されている。

 これらの写真は、削除が簡単でないのか、アップされ続けている。

Photo

つまり、言えることは、既に全ての映像は、複数の、政府の管理下にない人々の手のうちにあるということである。


これらのアップを押さえることが当面政府が全力を尽くしてやっていること、と見てよいのだろう。

これではまるで中国のメディア対策だが、情報統制国家という言葉が浮かんでくる。

中国の影響なのであろう。昨年の政権交代後の一時期の雰囲気を思い出させる。参議院選挙で勝利していたなら、一党独裁のスタイルを全面的に推し進めていただろうと、あらためて感じさせられる。


政権を救う道は(べつに救いたくはないが)、政府自らがビデオの全面公開に踏み切ることしかない。流出で上記のような情報が含まれた映像が流れた場合にはふたたび言うが、政権など簡単に吹っ飛ぶだろう。というよりもふっ飛ばさねばならない。


しかし、これほどまでにひた隠す理由は、何だろうか。


最初の段階で何故出さなかったのか。反中感情が激発して、日中関係を抜き差しならぬ事態に追い込んでしまう、という判断が働いたとは考えられなくはない。


問題は、その際の彼我の力関係である。


中国の異常なまでの軍拡は、経済発展が背景にあるとはいえ余りにも異常であり、20年間前年比20%もの軍事費拡大を続けてきた。同じ20年間据え置かれてきた日本の防衛費をついに抜いてしまったのはこの間のことであるが、それも名目に過ぎず、実は、彼我の軍事費の差は4倍にまで広がってしまっている、とその筋の人から聞いた。

そして、海軍力の増強は著しく、5年間でまるまる海上自衛隊全体と同じだけの増強をしているのだというのである。

もはや東シナ海における彼我の軍事差は開くばかりだ、という認識を政府が持っているのだとすれば、国民感情を刺激したくない、という理由も分からないでもない。前原外相の答弁の時の憂いを含んだ表情を見ていると、そんな気もしないでもない。


これは一番恐ろしいことである。


たしかに憲法9条をはじめ、日本が自国を守るためには手枷足枷や不備が余りにも多い。しかし、それらをすべて正常にしたとしても、どうにもならないとしたら、日本の独立は風前の灯ということになるではないか。


しかし、である。


それでも、政府は映像を全面公開すべきなのだ。


中国政府のまねごとをして、情報統制の檻をつくろうなどということに血道をあげてどうする。

現実を直視しなければ、有効な対処は出来ない。

政権を取る前、頭の中がお花畑でもよかった。しかし今はもうそうではない。国家の浮沈がかかわってくるのである。それとも投げ出すか。誰も拾うものがいない、ということになりかねないのが更に恐ろしい。

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コメント

橘先生のブログを見つけ勇気を出して書き込みました。
間違った使い方をしてすみません。

投稿: ななしのこ | 2010年11月10日 (水) 午後 09時14分

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