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2010年11月 2日 (火)

中華人民共和国は一党独裁国家! 

 何を当たり前な、という人も多いかもしれない。

 しかし、官房長官が、「中国は変わったと思っていたが」などと言う低レベルな認識を公にして恥じない現状であれば、このことを改めて確認しておくことは意味のないことではなかろう。


 冷戦が崩壊した、ということは別の面から言えば「共産主義」というイデオロギーの破綻という側面を持つハズであった。しかし、共産主義の祖国であるソビエト連邦は崩壊したにも拘わらず、中国共産党政府は生き延びているのみならず、世界が目を見張る経済発展を遂げるという業績さえ上げつつある。これは、共産主義という看板を掲げながら最も露骨な帝国主義的資本主義的な方法論を導入した結果以外の何物でもない。

 国内の政治的な締め付けには共産主義的な一党独裁を続け、経済活動には資本主義的な方法論を導入したのである。

 これは、実のところナチズムに最も近い体制なのである。

 日本は今、この帝国主義的独裁国家中国と対峙しつつ自国の生存を図らなければならないのである。しかも、北からはロシアが我が国の北方領土の占拠の継続と実質支配の強化を大統領の訪問という形で示した。

 我が国は幕末以来の未曾有の国難に立ち至っていると言える。

 太平の夢に酔う国民の存在まで似通っているところがやりきれない。

 以下はしばらく前の報道だが、このことは官房長官の耳には入っていなかったのであろう。


呉邦国:「三権分立」「多党制度」は絶対に導入せず
2008/04/16(水) 19:31:31更新

 16日付中国新聞社電によると、全国人民代表大会(全人代)トップの呉邦国委員長はこのほど、中国共産党の機関誌「求是」に、中国は西側諸国のような「三権分立」、「両院議会制」、「多党制」を絶対に導入しないとする文章を掲載した。

  文章のタイトルは「中国の特色ある社会主義政治の発展の道を堅持、全人代の作業の新たなレベルへの引き上げに注力」で、3月19日に同委員長が行った、全人代常務委員会での演説と同一の内容という。

  文章は、中国の全人代と西側の議会制度は本質的に異なると主張。中国の政党制度は、は共産党の指導のもとで複数政党が協力と協議を行うもので、活動を公認されている、いわゆる民主党派は「野党でもなければ、反対党でもない」とした。

  また西側の二党制や多党制における政権政党は支持基盤の利益を代表するもので、真の人民の利益を代表するものではないと論じた。呉委員長によると、中国の制度では、まず県レベルの人民代表大会の代表(議員)が直接選挙で選ばれ、その中から間接的に全国人民代表大会の代表が選ばれる方式で、代表の中に党派別の議員団は存在しない。共産党、民主党派や無党派の代表はいずれも人民に委託され、共産党の指導により職責を完遂する。そのため、西側諸国のように党派争い、暗闘などは発生しないと主張。

  また、政府、裁判所、検察院はいずれも全人代への責任を負い、監督を受ける。いずれも共産党の指導のもとで、共産党の方針実現という同一の目的のために職責に応じて活動するもので、西側の議会、政府、裁判所が鼎立(ていりつ)する三権分立とは本質的に異なるとした。

  文章はさらに、「中国の特色ある社会主義政治の発展の道」は、中国共産党の指導のもとで中国人民が選択した、中国の国情と現実に合致した、唯一の正しい道だと論じ、◆国家の一切の権力は人民に由来する◆人民民主を拡大◆人民を国家の主人公とする――ことなどを保障せねばならず、社会主義法治国家の建設を加速する必要があるとした。

  呉邦国委員長の論調は、これまでの中国共産党の主張を踏襲したもので、西側国家とは異なるとの政治上の基本路線を改めて強調した。中国ではこのところ、国務院の組織替えなどで政治制度改革が注目されていた。(編集担当:如月隼人)

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