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2010年11月29日 (月)

地獄への道は善意で敷き詰められている・・・「核兵器廃絶を求める署名」運動の正体

 今、広島県内をはじめ、各地で、「核兵器廃絶を求める署名」運動がすすめられている。


 堂々と学校の中で、生徒会がこの署名を呼び掛けているところもある。


 学校の中での「政治運動」がなぜ許されるのか、明らかな法令違反であるが教師は何をしているのであろうか。生徒というよりも学校の管理責任が問われる場面であろう。


 「核兵器廃絶」を求める署名運動の危険性は、少し頭の良い人物ならばすぐに思い当たることである。

善意のみで、その危険性の認識に鈍い人々のために、国や世界全体の危険レベルが上がってしまうのはやりきれない。


 このような署名が意味を持つのは、「民主主義」が機能する国であろう。

 しかし、世界の中でも「核兵器」を保有する国々の中で、民主主義が機能している国はいくつあるのか。

1 英国、フランス、アメリカ、インドは、一応その枠に入るであろう。

2 中国は全くその枠に入らない。

3 ロシアは怪しいものである。

4 北朝鮮。いうまでもない。

5 パキスタン。現在はアメリカの傀儡政権であろうか。

 ということは、核兵器廃絶署名が意味を持つのは、1のグループのみである。

 日本の各都市に核兵器の照準を合わせていると言われているのは、2の中国であり、4の北朝鮮である。

 この国々にとって、日本が核抑止力を自前で持つことほど不都合なことはない。

 そこで、「核兵器廃絶」運動が意味を持つ。

 1のグループは、したたかな国々であるから、甘い幻想に酔うことはない。民主主義国であっても、安全保障に関して核兵器廃絶が近未来に不可能なことを熟知している。

 世界でただ一国、日本のみが、甘い幻想に酔い、自らを攻撃対象とする国々の甘言に乗って核兵器廃絶という幻想に振り回されているのである。その背後にある、膨大な平和利権がどのようなものであるのか。

 核抑止力、という考え方そのものを否定し、自国に核兵器の照準を合わせる国々には甘く、核の傘を提供する国には厳しい。これが日本の倒錯した反核運動の実態であろう。

 地獄への道は、善意でしきつめられている。「空虚な」と付け加えてもよいかもしれない。


 中学生や高校生、大学生らがそれらに騙されて巻き込まれているのは悲惨だ。自分の死刑執行書類にサインをしているようなものなのだから。

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