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2010年9月15日 (水)

民主党分党論 ~政策も背景も支持する代表も違う二つの拮抗した集団が蠢く民主党はこの際すっぱり2つに分かれるべきだ~

 日本の政治を停滞に追い込み、経済のかじ取りを放置し、日本の主権さえ蔑ろにした14日間が終わった。

 民主党の代表選のことである。

 実質的にこの結果で日本の首相が決まるというのに、未だに野党気分が抜けず、パフォーマンス先行の劇場型で、同じ党の同志として言ってはいけないだろうという泥仕合をあえてした。

 そこに、現実に向き合う政治の真剣さはなく、単なる数取りゲームが繰り広げられた。これほどまでに日本の政治は軽くなってしまったのである。


 見過ごせない問題点がいくつもあるが、最たるものは、民主党は最早一つの政党の体をなしていないということである。菅グループと小沢グループの懸隔は、もはや別の政党間のものである。権力の座を取るためにだけ大同団結した民主党ならではのごった煮ぶりだが、今回の代表選で一つだけ良い事があったとすれば、それをきっちり2つの拮抗するグループに分けられたことであろう。

 この際、この水と油の異質なグル―プを二つに分離して、それぞれの政策を追求すべきが真っ当な道である。

 新聞などマスコミは「大差で」云々という。

 しかし、これは誤り、ミスリード以外の何物でもない。

 代表選の3つの要素は以下の通りだ。

 1、党員・サポーター票(300ポイント)   小沢51   菅249

 2、地方議員票(100ポイント)       小沢40   菅60

 3、国会議員票(822ポイント)       小沢400  菅412   無効 6

 国会議員票ではほとんど差はない。全く拮抗している。無効票が出ているのは僅かな良識だ。何れにも託すわけにいかないという意思表示だ。

 地方議員票は、世論に影響されたかもしれないが、2:3となった。これも見方によるが「大差」とまで言えるだろうか。

 問題は党員・サポーター票だが、ここで圧倒的な大差がついた。しかし、この部分は小選挙区300地区における「小選挙区選挙」であったのだ。つまり、49:51=0:100になる選挙構造である。極端な話し半数に近い票が死に票なる構造なのだ。

 小沢をよいしょするつもりは一切ないが、党員・サポーターの内訳もいかがわしく、そこには在日外国人団体の思惑が介入する余地を残し、投票用紙の管理も杜撰な中でなされたものであって、少しの操作が結果に大きく響く。控えめに言っても、現実のポイント数の差と、投票総数の差はかなり実態乖離したものがあるのではないかと思われる。

 どんなに瑕疵があろうと、このルールで代表選が終わった。ここで明らかになったのは、水と油の乖離である。

 界面活性剤だった「政権交代」というスローガンはもうない。もうひとつあるとすれば「権力維持」であろうが、政権党であることが自己目的化した自民党をあれほど非難してきたのだから、もういい加減、自分の言ったことは自分にも適用されるべきであろう。「権力維持」という界面活性剤だけは使ってはならない。「マニフェスト」の捉え方さえ天と地ほどに差のある二つの集団が一つである理由は最早ない。

 民主党は分党すべきだ。 第一民主党と第二民主党。あるいは小沢民主党と菅民主党。

 それで、もう一度政界再々編のための総選挙を行うべきだろう。

 

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