« 有権者の品格   | トップページ | 高橋尚子選手に感謝! »

2010年5月13日 (木)

自殺という悲劇をなくすために、一人一人ができること

自殺者が今年は過去最悪のペースで増えているという。これも「無関心」が最大の原因だと思う。

 百万巻の写経勧進運動で薬師寺の西棟を再建した高田好胤管長(百二十四代)の「慈悲心~混迷の世の中で幸福とは何か~」という本を読み返していたところ、自殺について、こんなことを書かれていた。

「よき友  人生において「友」というものがいかに大切かについて語ろうと思います(略)阿難尊者が、あるときお釈迦さまに、「よき友に恵まれることは人生この道のなかばに値するほど大事なことでございますな」と申し上げますと、お釈迦さまはこう答えられたといいます。「阿難、そうではないよ。人生においてよき友に恵まれるのはそのすべてである」親子、兄弟、夫婦といえども語りあえないことを語りあえる友―そういう友に恵まれた人は決して自殺をすることはないと私も聞いております。」

 心理分析をする心理学者や、心療内科、精神科の医師らはごまんといる。社会のあり方に原因を求める社会学の批評かもはいてすてるほどいる。しかし、一人の友がいないのだ。

 せめて、市井の我々は、一人の友となるべく人のことに関心を持って生きてくことではなかろうか。

|

« 有権者の品格   | トップページ | 高橋尚子選手に感謝! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86795/48351033

この記事へのトラックバック一覧です: 自殺という悲劇をなくすために、一人一人ができること:

« 有権者の品格   | トップページ | 高橋尚子選手に感謝! »