« マンガ宰相に寄せて | トップページ | 天皇信仰は個人崇拝ではない »

2008年12月 8日 (月)

クリスマス、大晦日、お正月

 クリスマスの飾りをする家が、お正月の飾りをする家の数を追い抜いたというニュースを聞いた。

 別に、クリスチャンが増えているわけでもなかろうに。

 サンタクロースの赤いちゃんちゃんこならぬ外套を着て、寒中水泳と洒落るバカもいれば、極ミニスカ型の格好で若い女がふざけている姿もばかばかしい。真面目なクリスチャンなら目を剥きそうな、涜聖的クリスマスである。

 もちろん、もみの木を買って飾り付けをする、家庭も多いのだろう。ケーキを買って家族で食べる。

 何を祝ってのことかは知らない。少なくとも、救世主イエスの降誕を祝ってのことでないことだけは確かだ。

 この空虚な茶番の蔓延は、戦後日本の空疎さと通じている。

 などと、目くじらを立てる方が野暮天であって、そんなことを言っていたら誰からも相手にされないかもしれない。アホどもに相手にされなくても一向に構わないが、さりとて、本当に家庭団欒につながっているなら、それもキリスト様の効用と思っても良いのかもしれない。


 それはともかくとして、大晦日の除夜の鐘を聞きながら、元旦には初詣をするという、日本の神仏混交の目出度い習俗が、クリスマスに圧されて廃れてしまうというなら、それは怖い。

 日本人の中から、日本の習慣や伝統が、どんどん廃れれてしまい、意識の上にも登らなくなってしまうというのでは、最早、在日日本人、元日本人、日本人の格好をした得体の知れない人たち、ということになろう。

 芥川賞を中国人作家が取ったが、見た目は殆ど日本人と変わらない中国人や韓国人が、大挙して日本に押し寄せてきたら、今の日本人は、自分が日本人であるということを、どうやって証明するのだろうか。日本語だってよほどあちらの方が旨くあやつるかもしれない。

 チョー何とかとか、壊れた粗雑な日本語しか使えない連中が、最下層に押しやられていく姿が想像されてならない。体力だって、修羅場を潜り抜けてきた連中の方が強いに決まっている。

 自国の歴史・文化・伝統を身に付けていない人間は、侵略に抵抗することは出来ない。動物とそれほど違わないのである。事実、野生動物よりもはるかに下品な文明社会にうごめく人間群像は、何と表現してよいか分からない。

 お正月を迎える。年神様を迎える。数え年で国民がみんな一緒に一つ年を取る。

 そんな国民同胞感の溢れるお正月を回復したいものである。

|

« マンガ宰相に寄せて | トップページ | 天皇信仰は個人崇拝ではない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86795/43361184

この記事へのトラックバック一覧です: クリスマス、大晦日、お正月:

« マンガ宰相に寄せて | トップページ | 天皇信仰は個人崇拝ではない »