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2008年6月24日 (火)

「自民議連の移民誘致プラン反対」クライン孝子氏の正論に感謝、と同時に・・・

 産経新聞の正論欄に、ドイツ在住のノンフィクション作家、クライン孝子さんが「自民議連の移民誘致プラン反対」の主張を書いてくれた。大変ありがたいと思った。

 移民政策を推進して、その後遺症に苦しんでいるヨーロッパ各国の実情を認識することは、最低限必要な、知的モラルである。自民議連が「1000万人移民」をぶち上げて、果たしてその責任を取れるのか。否である。

 ドイツの例は、丁度規模的に、自民議連が推進しようとしている1000万人構想に近いので、その実態を検証することは、大いに有益である。

 2005年のドイツ移民者の総計は1000万人余り、総人口の12~13%だという。うちわけは、当初はイタリア、スペインなどの南ヨーロッパ、またユーゴスラビアや旧東ドイツからの出稼ぎ労働者誘致だったが、1961年からはトルコからの出稼ぎという名の移民が次々とやってきた。その結果、ドイツは、アメリカ、ロシアに次ぐ世界第3位の移民大国となったわけである。(正論記事に基づく)

 トルコからの移民が深刻な問題を惹起していることは、既に何十年も前から指摘され、大きな社会問題になっていた。ネオナチの台頭も、トルコ移民の問題なくしてはありえなかっただろう。

 移民の多くはひたすらに独自の文化を持ち込むのに熱心で、ドイツのアイデンティティをかたくなに拒んだ。そればかりか、9・11テロの才、テロリストの一味はドイツを拠点にテロ活動の主導的役割を果たした。現在ドイツは、従来名寛大な無制限移民政策にブレーキをかけ、国籍取得条件を緩和(継続滞在8年)する代わりに、この9月1日からドイツ語やドイツ憲法に当たる「基本法」、歴史や誠司、社会の仕組み、文化などの基礎知識のテストを導入し義務付けるという。

 西尾幹二氏の「戦略的鎖国論」を思い出すが、ドイツ文学が専門だった西尾氏も外国人労働者問題に警鐘を鳴らしてきた。西尾氏にも是非健筆を振るっていただきたいところだ。

 さて、クライン孝子氏は、「何と日本は、こうしたドイツなど移民大国が抱える諸問題には目をつむり、時代に逆行するかのように遮二無二「移民立国」構想に邁進すると言う。彼らはそのリスクがいかに大なるものか、考えたことがあるのだろうか」と指摘しているが、私は、ドイツ以上に深刻な問題が日本には待ち構えているように思われてならないのである。

 第一は「外国人地方参政権付与」との連動の問題である。移民1000万が外国人参政権を付与されたらどうなるか。少なくとも地方自治体レベルでは、移民に自治体を乗っ取られる可能性さえ出てくる。一つや二つの地方の県など、長野での聖火リレーの時のような統制されいっせいに行動を起されたらひとたまりもないであろう。ましてや過疎地区の自治体を乗っ取るなどいとも簡単なことだ。今、地方で次々と制定されている「自治基本条例」に国籍条項」がないことも暗い影を落とす。地方参政権以前に、自治体を侵食することは現時点でも充分に可能なのである。

 第二は、中国と北朝鮮、そして韓国の問題である。日本を心底憎悪しているこの近隣諸国が、これを好機とばかりに一斉に移民戦略に乗り出したらどうなるのか。愛国教育という名の徹底した反日教育で洗脳されている中国人が大挙して日本に押し寄せたら一体どうなるのか。彼らは、日本人に対して犯罪行為に走ることへの抵抗感は著しく弱い。何らの罪悪感なしに、復讐意識で犯罪を重ねる可能性がある。

 事実、在日外国人の問題は、既に朝鮮人問題から、中国人問題に重点が変わったといわれている。膨大な不法滞留中国人が流入していると言われている。その数50万。在日朝鮮・韓国人を含め、ざっと150万人もの在日外国人が存在しているといわれている。増加する一方の外国人犯罪、またチャイナタウン、コリアタウン化する地区も出来つつある。

 中国が他国を併呑しようとするとき、必ず最初に行ったことは、人の移動である。「満州」は「中国東北部」にされてしまったが、本来は、満州民族の国であり、決して中国人の国ではなかった。清朝が健在の頃には、漢人は足を踏み入れることさえ極めて厳しく制限されていた。ところが辛亥革命後、何百万という漢人が流入し摩擦を起していった。そして第二次大戦後には、国共内戦のどさくさの中で、併呑されてしまうのである。その上、満州民族は大量に全く別の土地に移住させられ、満州から満州民族は、殆ど姿を消したといわれる。

 チベットや東トルキスタン(ウイグル)で現在進行形で行われている漢人移入政策も露骨なもので、既に、チベットや東トルキスタンでは、人口は逆転しつつ在るといわれている。

 この恐るべき民族抹消政策を伝統的に持つ中国という少数民族も含めて13億という人口を抱える異様な国が、この移民政策に目をつけないはずがない。事実、人民日報が、この移民政策を注目している。

 13億の内のたった1000万人の移民を送り出すことは、中国にとって雑作もないことである。そして、その中には、あの反日映画をつくった李何某のような反日工作を推進するものも無数に入ってくる。

 沖縄は、独立、続いて中国への併合を決議するだろう。対馬は韓国に取られるだろう。そして、各地で地方主権、ひいては独立、そして中国への併合という流れとなり、最終的に、日本の独立は失われるのみならず、日本民族を抹消する政策が行われるだろう。移民を守るという名目で、人民解放軍が日本に上陸し、各地を制圧するだろう。シーレーンは原潜に押えられ、飢餓が襲い、日本民族は奴隷への道を歩むことになるのだ。

 決して荒唐無稽な絵空事ではない。

 チベットにおけるアボのような、民族の裏切り者も続々と出るだろう。

 無気力で目先のことしか考えないひ弱で青臭い連中は、右往左往するばかりだろう。

 「民族差別禁止法」によって、外国人の日本人に対する犯罪は野放しにされる一方、日本人が外国人を少しでも批判しようものなら、「差別」のレッテルによって、弾圧されることになる。

 近未来の最暗黒の構図は、こうしたものとなる。

 日本民族は、最下層民として生き延びるかもしれないが、歴史も文化もずたずたにされ、伝統は断ち切られ、鎮守の森など一つもなくなる。はげやまばかりで美しい景観も消滅するだろう。

 これは、日本民族の滅亡である。 


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