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2008年4月 1日 (火)

道路特定財源の暫定税率の期限切れに見る、民主党の最優先事項は国民の生活よりも奪権闘争

 福田首相も情けないが、昨夜の菅直人の顔を見ていて、むかむかした。

 今の民主党には、参議院での多数をバックにした政権奪取しか目に入らないらしい。

 「多少の混乱はあるかもしれないが・・・」とのたもうた菅氏に、「多少じゃないですよ、体力のないガソリンスタンドは倒産しますよ。公共事業の凍結もしなければならない、道路のメンテナンスだけじゃない、返済もそこからしているのに、一般財源から出さざるを得なくなり、教育や福祉にも影響が出る。宮崎県だけで200億は歳入欠陥になりますよ。」と、理路整然と反論した東国原知事はさすがだった。

 テレビでは、よくわけのわかっていそうもないおばちゃんたちが、「25円安くなって嬉しい」みたいなことを言っていたが、ガソリンスタンドは、200万の赤字が出て4月の資金繰りがうまくいくかどうか、という声も出ていた。

 庶民は、安くなれば、それがどんな事情であろうと、目先についてはガソリンも入れに行くだろう。

 それをもって、菅直人は、国民にアピールしたつもりなのだろうか。

 これも一種のバラマキだが、このしわよせが全ての自治体の上に重くのしかかっていることに、気付かないはずがない。気付かないとすればそれだけでも政治家失格である。知っていてやっているのに決まっているのだから、確信犯である。

 つまり、民主党は、政権奪取のためならば、国民の生活や地方を犠牲にしてもかまわないということを明確にしたのだ。

 このことを明確に認識しておく必要がある。

 これは、毛沢東のやり方に良く似ている。最初は嬉しがらせておいて、人気を取り、実権を奪取しておいてから大弾圧を始める、というあのやり方だ。

 民主党が政権をとったら、何をするか分かったものではない。なんといっても、日本国民以外の利益代表がその中にいるのだから。

 小沢党首の媚中外交に見るように、下手をすれば日本を中国に叩き売りかねない。

 チベットでも、やはり民族の裏切り者は出ている。アボという人物は、中国共産党に媚を売り、民族を裏切って地位と権力と冨を手に入れた。

 日本にも、残念ながら、アボのような人物は出るのであろうか。

 ネパールで王政が廃止されたが、その背後にマオイストの武装勢力がいるのは記憶に新しい。

 日本にも、中国の工作が浸透しているとしても驚かないが、一体どこまでやられているのか。

 かつて、北朝鮮の拉致実行グループの拠点が社会党内にあったと語られるように、民主党内に何があるのか、表面に見えている部分だけではうかがい知ることが出来ない。

 地方に回るべき予算が兆の単位で断ち切られたということは、地方の疲弊は益々進むことになる。不満は自然と政府に向くことになる。民主党からすれば、笑いが止まらないというところだろう。民主党が政権をとれば、地方を大切にしますよ、生活を守りますよ、と甘言を弄するのだるう。

 日銀総裁を空席にしたのは民主党である。

 日本の国自体を人質にして、政権奪取を狙う、その権力志向は恐るべきものだ。

 小泉首相が証明したように、今の首相の権限はやりようによっては絶大な威力を発揮する。民主党が政権を取って進めるのは、「改革」というよりも「革命」に近くなるのではないか。

 同性結婚を法律婚として認めます、とか、これからは家族なんて関係ない、個人単位で行きます、とか、

 男女平等だから、全ての職場において女性が50%以上になるように数値目標の縛りをかける、とか、

 子供は大人と対等のパートナーだから、しつけや教育なんてとんでもない、子供の権利を尊重して、自主的にやりたいことをやらせましょう、とか、

 まあ、こんな途方もない政策が次々と打ち出されることになる。

 民主党の中に保守の良識派もいるはずで、民主党政権がとんでもない方向にいけば、離反して自民党と力をあわせて立て直すさ、というのは見通しとして甘い。

 自民党の中の左派グループや信念のない議員は、政権を失った自民党を見限り、民主党政権に擦り寄っていく。

 これが、最悪の政界再編劇だろう。全ては「国民のために」という掛け声の下に、国民は無視され、権力慾の権化のような連中が、やりたい放題をやりだすだろう。中国は、チベット侵略の口実に「人民のため」「人民の声をきけ」と言い続けた。これが「全体主義」のやり口だ。

 「国民」といったとき、そこに揺ぎ無い伝統と文化に裏打ちされた祖先伝来の国民像がなければ、単なる権力者の恣意のための都合のよいもの以外ではなくなる。

 腐敗と堕落の一掃は、権力慾のみに凝り固まった連中には出来ない。むしろ一層悪質の堕落を招来するだけだ。この混沌を、したたかな目で観察している国が間違いなく存在しているというのに。

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