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2008年2月10日 (日)

沖縄戦 ~人種差別との戦い~

 「人種差別」

 この忌まわしい言葉は、完全に過去のものとなっているわけではない。

 それが、大手を振って「文明国」の間でまかり通っていた時代は、1945年、つまり20世紀前半の第二次世界大戦終了時にまでさかのぼることが出来るだろう。

 間違いなく、「文明国」の旗手を標榜するアメリカにも其れがあった。

 有名なリンドバークは、第二次世界大戦の日記の中で、アメリカやイギリス、オーストラリア軍兵士が行った日本兵に対する残虐行為、それは、マンハンティングにも近い行為であったが、の詳細を語っている。

 アメリカが、対日戦の中でしばしば用いた言葉、「イエロー・モンキー」という言葉は、かれらの歴史の中にあるインディアン絶滅への戦いに近似している。

 戦場は人間を狂気にするというが、対日戦におけるアメリカもその例外ではないのだ。

 文芸評論家の加瀬英明氏がメールマガジンで紹介していた、次の記事は、沖縄戦の語られざる真実を伝えてくれるだろう。

http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi

、『ネメシス 日本との戦い 一九四四―四五年』(マックス・ヘイスティングス著、ハーパース・プレス社、ロンドン

(アメリカ軍兵士の)クリス・ドナーは、こう記録している。

『地面に十五歳か、十六歳と思われる、少女の美しい死体が横たわっていた。全裸でうつ伏せになって、両腕を大きく拡げていたが、やはり両脚を開いて、膝から曲げてあがっていた。仰向けると、少女の左乳房に銃弾が貫いていたが、何回にもわたって強姦されていた。日本兵の仕業であるはずがなかった』

しばらく後に、ドナーの分隊の何人かが、丘の上から敵によって狙撃されて、倒れた。

その直後だった。赤児を抱きしめている日本女性に、遭遇した。

兵たちが口々に、『あのビッチ(女)を撃て! ジャップ・ウーマン(女)を殺せ!』と、叫んだ。
兵がいっせいに射撃した。女は倒れたが、渾身の力を振りしぼって立ち上がると、手離した赤児のほうへ、よろめきながら進んだ。

兵たちは、さらに銃弾を浴びせた。女が動かなくなった」

アメリカ軍は戦闘中に、しばしばこのような残虐行為を働いた。こうした戦慄すべき事実は、目撃した住民によって、わが軍戦線の背後にいた住民に伝わったはずである。


 集団自決、この悲劇がなぜおきたのか。

 アメリカ軍の残虐さは、正確に知られていたのである。

 後に、アメリカ軍は、「戦術」として博愛主義者のように振舞うが、其れはまさに「文明」の名におけるジキルとハイドの一側面に過ぎないのだ。

 忘れさせられたことの中にある真実は、またも封印されようとしている。しかし頬かむりすることは問題を解決しはしないのである。

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