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2008年1月25日 (金)

曲者 佐藤優

 このギョロメの男は、メディアを最大限に利用して、自分を吹聴している。

 本を書き散らして、荒稼ぎをし、もっともらしいことをあれこれと言い募る。

 鬼面人を驚かすというべきか、インテリジェンスの世界のあれこれを、訳知り顔にしゃべりまくる。

 しかし、まゆつばである。

 何を目的としているのか、わからなかったが、ふとひっかかる言葉があった。

 彼は、日本人の「誠」という価値観を嘲弄する。「思想や価値がお留守で、プロセスしかない人種」と。

 さて、愛国者づらをしているが、その真意は如何。

 かのゾルゲ事件の日本側の首謀者であった尾崎秀実は実に派手な動きをした。当時のマスコミの寵児でもあった。それを足がかりに政治に影響を与えていったとされる。ゾルゲ事件が発覚したのは昭和16年10月、大東亜戦争直前である。日本がいかに情報戦に対し脆弱であるか、その教訓は全くといっていいほど生かされていないのであろう。情報リテラシーのなさがそれを明かしている。

 悪魔は、神の愛を説くことは出来る。それも完璧に。しかし、彼に出来ないのは、愛することである。

 スパイは、あらゆる正論を説くことは出来る。それも完璧に。しかし、彼がその正論を信ずることはない。

 しかし、まあ、曲者とは、面白い日本語で、百パーセント悪のイメージはない。

 柴田連三郎が、「曲者時代」という時代小説を書いていたが、彼が取り上げた「曲者」には、高山彦九郎などの人物もいたのである。曲者も、時代を映す鏡ではある。

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