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2008年1月 9日 (水)

平成20年・皇紀2668年

 松の内も過ぎて、七草粥を食べそびれ、正月気分から抜け出しつつあるところである。

 年末年始は田舎に帰ったが、荒れ模様といわれていたにしては快晴の正月で、2日には、皇居一般参賀にも出かけた。大変な人出で後からニュースでは8万人で昨年より一万人多いと伝えていた。日の丸の小旗を配布するボランティアの方々に「おつかれさまです」と声をかけながら歩く。今はどのようにしているのだろうか、以前には恒例行事として参加していたものだが。

 小旗配布のボランティアほど心嬉しいものはない。殆どの方が日の丸を見るとにこやかに受けとってくださる。小さい子供は駆け寄ってきて「ちょうだい」と言う。日の丸を見ると何となく嬉しくなる、というのが日本人なのだと実感するのである。

 日の丸の 小旗を振りつつ 二重橋 母と連れ立ち 参る嬉しさ

 童心に還るひとときだった。

 天皇陛下から賜った念頭のお言葉、「世界の平安を祈ります」と「平安」という言葉が心に深く響いてきた。「平和」ではなく「平安」と仰せられた中に、深い深い大御心を感じたのだった。世界中どこを見ても諍いの絶えない時代である。日常茶飯事になった自爆テロ。世界中が大合唱している地球温暖化問題。環境破壊問題。エネルギー、食糧、そして水。文明社会に生きる人間が生きていくために確保しなければならない資源の絶対量の不足。

 人ごころ くだちゆく世の かなしみを 吹き払ひ給ぶ しなとべの神

 天地の 神の心に 皆人の 通ふ世をこそ 祈りゆくなり

 我が国の生んだ第一級の科学者である西澤潤一先生の講演を昨年拝聴する機会を得た。先生は画期的なエネルギー問題解消の具体策を語られた。世の中を変えるのは、民主主義ではない。1人の天才の叡智こそが世界を変えるのだ。その感を深くする講演だった。エネルギー問題の根本的な解決が図られること。それは、産業革命以来暴走に暴走を重ねてきて崖っぷちに到っている人類が、起死回生のコンバーションを迎えることが出来ることだ。科学技術が進歩すれば進歩するほど、人間の思想哲学の一層の発展が必要となってくる。

 一万年前から、細胞レベルで人間は全く変っていないのだそうだ。

 人間に必要とされているものは全く変っていない。

 では、人間が真に人間として生きる本来の理想はどこに求めればよいのであろうか。

 ある素粒子物理学者は、無生物の物質の根源である素粒子を突き詰めて研究していった結果、生命現象は物質の結果ではない、と思うに到ったという。

 一方で、コンピュータープログラマーやロボット工学などを専門とする人々は、究極的には、生命体と全く同じ動きをするものを作り出すことは不可能ではなく、それは生命体と変りはない、という哲学に到るようだ。

 生命とは何か。この謎を解き明かすことは、現段階の科学者たちにとってもまだまだ難しいのである。

 生命現象が物質の化学的な反応の結果でありそれがすべてであると仮に証明されたとする。その瞬間から、あらゆる善悪の箍は消えてなくなる。物質の化学的反応の結果が生命現象であるなら、今生きているこのこと自体に何の意味もありはしない。生命とは物質の別の名であるか。唯物論とはこうしたものである。

 生命現象とは何であるか。究極の素粒子クォーク。全くの無から生じ、無に還っていく存在。ところが、その無から生まれた素粒子が組み合わさって原子をつくり、分子となり、物質を作り上げていくのである。

 物質は生命が生命を表現するための素材に過ぎない。それは大変緻密な素材ではあるが、それを駆使する生命はそれを遥かに超えたもものである。

 この世界は不思議に満ち満ちている。その不思議さを感じることが出来るのも、人間の不思議さである。

 平成20年。皇紀2668年。この年を、本当に良い年にしていきたい。

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