« 衆議院と参議院の別、そして憲法改正が焦点の参議院選挙へ | トップページ | 沖縄集団自決冤罪訴訟を考える »

2007年6月16日 (土)

中川幹事長は、お膝元の広島で参議院地方区一議席を死守すべきではないのか

 広島県の参議院地方区は2人区である。

 3年毎に改選が行われるので、広島の参議院地方区からは4人の参議院議員がいることになる。

 現在、広島選出の参議院議員は、亀井郁夫氏(国民新党)、柳田稔氏(民主党)、溝手顕正氏(自民党)である。一名は市長選に出馬して辞任したため空席であるが、自民党の柏村武昭氏であった。但し、柏村氏は6年前に市民党を名乗り、自民党を批判して当選したにも拘らず、すぐさま自民党に入党したことに対する批判がどの程度あるのか分からぬまま、広島市長選に出馬した大敗を喫している。

 つまり、基本的には、広島の参議院地方区は、自民党と民主党が持ち分ける構図なのである。

 ところが、この参議院選挙で、自民党は広島2人区の議席の最後の一議席を守りきることが出来るのか。

 現職の大臣で、しかも自民党の最後の砦である溝手氏をこの参議院選挙で万が一にも落とすようなことがあったら、広島の自民党が受ける打撃は、広島市長選の比ではないだろう。

 現在、ダークホースだった女性候補がにわかに表に出始めている。明らかに左翼なのだが、ソフト路線を取り、自民党支持層を取り込む戦略をとっているようだ。選挙戦略も極めてうまく、全共闘運動の焼き直しとしか思えない市民運動をてこにして支持を拡大している。

 しかし考えてみてほしいことは、首長選と国政選挙は違う、ということである。広島から自民党の参議院の議席をなくすことがどれほどの影響を与えるか。しかも、衆議院には解散があるが、参議院は一度当選すれば6年間の議席はほぼ確実に保証されるのである。

 「参議院」が「良識の府」と呼ばれるのは、解散・総選挙に煩わされることなくじっくりと国政のゆくべき道を示すために時間が与えられているためであろう。

 そして、現在の参議院が国政の行方を左右するだけのキャスティングボードを握っていることを考えれば、今回の参議院選挙の意味は極めて重大な意味を持っていると言えるだろう。

 溝手氏の一議席は、広島の参議院地方区の最後の砦であることを、広島の自民党支持者は肝に銘じておいた方がよい。

|

« 衆議院と参議院の別、そして憲法改正が焦点の参議院選挙へ | トップページ | 沖縄集団自決冤罪訴訟を考える »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86795/15459717

この記事へのトラックバック一覧です: 中川幹事長は、お膝元の広島で参議院地方区一議席を死守すべきではないのか:

« 衆議院と参議院の別、そして憲法改正が焦点の参議院選挙へ | トップページ | 沖縄集団自決冤罪訴訟を考える »