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2007年6月13日 (水)

衆議院と参議院の別、そして憲法改正が焦点の参議院選挙へ

 昔は、衆議院のカーボンコピーと呼ばれ、参院不要論さえまかり通っていた時代があった。

 しかし、今は違う。

 参議院の存在感はいやがうえにも大きい。

 大体、自民党が公明党と連立を組まざるを得ないのも、参議院の議席が足りないがためだ。

 参議院は、政治体制に根本的な影響を与えているといってよい。

 衆議院には解散がある。任期の4年を無事に勤め上げることは殆どないと言われる。国民に信を問うために行われる解散総選挙があるがために、衆議院は参議院に優越するということになっている。

 しかし、参議院は、一度当選すれば6年という極めて長い任期が保証される。半数ごとの改選であるから議会構成の推移も緩やかである。そして参議院の構成が国の政治体制を決定する要因となっている現在、その存在は極めて重い意味を持つと言ってよい。

 衆議院のように大風が吹くというようなものではない。国民として腰を落ち着けてじっくりと国政の行方を考えて投票すべきなのが参議院選挙というものなのだろうと思う。その判断をしくじったと思ってもそれを修正するには6年という途方も無い長い時間を待たねばならないのだ。単なるイメージ選挙にのせられてはならない。

 あと一ヶ月余り、この参議院選挙は本当に国の行方を左右する重大な選挙だと思われる。

 「憲法改正」是か非かを正面から問おうとする首相。必死で抵抗する護憲勢力残滓。最後の悪あがきとも言える9条に絞った攻勢。しかし、時代は待ってくれない。9条の精神は守ればいい。平和主義は国是であろう。しかし、9条の2項では平和主義さえ守れない。平和を守るために、9条を守るためにも、2項の改正は必須なのである。

 正直に問えばいいのだ。自衛隊を憲法に明記するのか、自衛隊を廃止するのかの二者択一が9条2項問題なのだと。9条を改正すれば戦争になるという、風が吹けば桶やが儲かる式の論理を展開する人々が少なくない。

 そう。9条1項は守ろうではないか。

 しかし、2項は廃止すべきである。そして、自衛隊を(国防軍なり自衛軍、防衛軍なり「軍」としての正式な呼称をつけて)憲法上明記し、自衛権(個別的・集団的)の保持を明確にすべきなのである。

 参議院に、この程度の道理も分からぬ人物を送ってはならない。それでは平和は守れない。6年間議席を持つ今回の参議院選挙当選者は、安倍首相の決意からして必ず憲法改正という戦後最大の政治決戦に主役として立ち会うことになる。目先のことだけで決めていい選挙ではないのだ。

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