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2007年5月24日 (木)

昭和天皇の英国機密ファイル 報道

 このような資料は、今後も出てくることだろうと思われる。

 しかしながら、同時代を生きた日本人が抱いた、昭和天皇への敬愛の情というものが変はる訳ではない。

 生真面目に、一途に国家国民を思ひ続けられた昭和天皇への感謝の念が薄れる、といふ訳でもない。

 それにしても、インテリジェンスの国、イギリスの端倪すべからざる底力を垣間見せられる事実ではある。

 昭和天皇像の再編が、すすめられているように思われるが、それで本質が変はるわけではない。

 昭和天皇が、常に国家国民を念とされ、喜びも悲しみも国民と共に歩んでこられた昭和の歴史がいささかでも傷つけられるわけでない。 

昭和天皇:英国機密文書に“肉声”「日中事変で深い懸念」

 太平洋戦争開戦前から戦後にかけて、昭和天皇の肉声などを記録した英国政府の機密文書が、ロンドンの公文書館に残っていることが分かった。天皇の性格分析や日中の衝突を避けるため天皇が駐日英国大使に依頼する生々しいやり取りなども記されている。文書は、当時の英国が皇室をどう見ていたかを示す貴重な資料でもある。

 文書は、主に駐日大使が本国に打電したもの。「SECRET」「CONFIDENTIAL」などのスタンプが押され、「極秘」扱いされていたことが分かる。一部は、ジャーナリスト、徳本栄一郎氏が書いた「英国機密ファイルの昭和天皇」(新潮社、25日出版)に掲載される。

 文書には、日中戦争の引き金となった1937年7月の盧溝橋事件後に来日した英国大使が同年10月14日、昭和天皇に皇居で会った際の会話が記されている。

 天皇は「日中事変で日英関係が急速に悪化していることに、私は深い懸念を持っている」「かつての良好な日英関係に戻すのを心から願っている」などと明かしたうえで、「どうか、大使も力を貸してほしい」と要請。大使が「良好な日英関係を築く唯一の基盤は、中国を敵ではなく友人とすることです」と応えると、天皇は「その方向に、すべての努力を傾けなければならない」と語ったことが記されている。

 また、37年9月24日の英国外務省報告文書では、日本の政治システムを「天皇を取り巻くアドバイザーが(略)日本の政策を決定していく」と分析。そのうえで、天皇の性格を「周囲の人間の操り人形とならないためには強い個性が求められるが、今の天皇はそれを持ち合わせていない」「弟の秩父宮のように自由を与えられず、自分の意見を形成する機会を持てなかった」と記している。

 ▽昭和史に詳しい作家の保阪正康さんの話 昭和天皇の戦前・戦後の言動は、側近たちの記録などに加え、これまでは占領政策の中核を担った米国の資料に主に依拠して解明が進められてきた。今回の資料は、ドイツや中国を含めた他の国々の資料からみる必要性があることを浮き彫りにした。

毎日新聞 2007年5月24日 7時03分

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