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2007年1月 7日 (日)

平成19年を迎へて

 新年を列車の中で迎へた。

 このところ毎年のことではあるが、やはり侘しい心持ちはする。

 ほとんど外界の情報に接することなく年始の数日を送り、お墓参りに行き、恒例の家族の新年会に出た。久しぶりに郷里の先輩と知人らと話も出来た。それなりに充実していた。

 今年こそ、本居宣長の「古事記傳」を読もうと思い、岩波文庫の一冊目を読み始めた。いづれ読後感を書いてみたいと思つてゐる。

 幕末の勤皇歌人、高志の国の住人、橘曙見が詠んだ新年の歌に、古事記の歌がある。それで新年の最初には古事記を読みたいと思つてゐた。古事記傳では三之巻からとなつてゐる。

天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神。/訓高下天云阿麻下效此/次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隠身也。

アメツチノハジメノトキ タカマノハラニ ナリマセルカミノミナハ アメノミナカヌシノカミ ツギニタカミムスビノカミ ツギニカミムスビノカミ コノミハシラノカミハ ミナヒトリガミナリマシテ ミミヲカクシタマヒキ

天地の初めの時、高天原に成りませる神の御名は、天之御中主之神。次に高御産巣日の神、次に神産巣日の神。此の三柱の神は、みな独り神なりまして、身を隠したまひき。

 新年の最初に、天地の初めの言霊に触れることによつて、旧年中の穢れを去り、心機一転巻き直して、心新たに己が務めにいそしみたいと思ふ。

 


 

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コメント

はるかさま

あけましておめでとうございます

いつもコメントをありがとうございます。拙文をお読みいただき感謝しています。

こちらこそ宜しくお願い申し上げます。

投稿: 橘 正史 | 2007年1月 8日 (月) 午後 07時46分

橘 正史さま

新年 明けましておめでとうございます

いつも興味深く読ませていただいております。
「古事記傳」楽しみにしています。お正月は里帰りされて良かったですね。

今年も宜しくお願い致します。

投稿: はるか | 2007年1月 7日 (日) 午後 05時39分

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