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2006年11月18日 (土)

「赤ちゃんと話そう! 生まれる前からの子育て」を読んで

 「三つ子の魂百まで」という、古くから日本にあることわざは、多くの人が知っていることでしょう。

 しかし、厚生労働省が、「三歳児神話に科学的根拠なし」ということを厚生労働白書で打ち出して以来、このことわざは封殺される傾向にあることは否めません。

 「三歳児神話」という言葉が何を指すのかは、いまひとつはっきりしませんが、これによって「ゼロ歳児保育」「乳幼児保育」などが推進しやすくなったことは間違いないでしょう。また、この白書の狙いもそこにあるようにも思えます。

 ところが、その後、文部科学省が、所謂三歳児神話には相応の根拠があるという報告を発表しましたが、殆ど無視されているように見受けられます。

 三歳児についてのことわざは他にも「三歳までは神の内」というものもあります。

 人間の成長過程にあって、三歳(満二歳)というのは大きな分岐点なのかも知れません。

 さて、表題の本についてですが、現場の産婦人科医の池川明先生の著書で、日本で始めて3500人規模の「胎内記憶」「誕生記憶」のアンケート調査を行った方です。

 「胎内記憶をおぼえている子」33%。「生まれたときのことをおぼえている子」20.7%という結果だったとのことです。

 実は、この本を読んで、何気なく話題にしていたら、自分の子もおなかの中にいたときのことを話してくれたことがある、というお父さんがいました。とても身近なことなのだということがわかりました。

 思えば、日本には「胎教」という言葉があって、赤ちゃんがおなかにいるときから教育は始まっているのだということは常識だったのですね。

 昔から長く言い伝えられてきたことには、何か真実が含まれているのでは、ということが思われます。

 「笑う門には福きたる」「泣きっ面に蜂」なんかもそういう知恵のこもった言葉かも知れません。

 赤ちゃんは、親を選んで生まれてくる、というのは本当に面白いことです。色々と不思議なはなしも沢山ありますが、子育てに悩むお父さんお母さんにはぜひ読まれたらよい、と思いました。


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