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2006年3月 8日 (水)

皇室の伝統を守る一万人大会

3月7日(火)、東京・武道館にて開催された、「皇室の伝統を守る一万人大会」について、毎日新聞がやや詳しく報道しています。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060308k0000m010046000c.html

平日の午後という出にくい時間にも拘らず、13000人満杯という大盛況になったことは、主催者側の努力も去ることながら、国民の関心が如何に高いかということを証明したことになるでしょう。時間帯の設定が国会の開催状況をにらんだものであったこともあると存じますが、本人が86名、代理を含めると実に160名以上の国会議員が出席されました。堂々たる国民大会だったと存じます。大会決議には、今回の問題の焦点となった「女系」「長子優先」という皇位継承の伝統破壊を許さないというだけでなく、戦後六十年間放置されてきた様々な皇室制度の不備を解決していくという方向性が示されていました。また、皇室についての基本的な正しい知識が普及していない現状は、教育現場で教えられて来なかったことに基本的な問題があることも指摘されています。今の天皇陛下が百二十五代だということを知らず、知って驚く若い人も少なくありません。また、歴代天皇方が常に国安かれ、民安かれと祈り続けて来られたということも、知らないのです。これでは、なぜ天皇が「日本国及び国民統合の象徴」であらせられるのか、わかりません。戦後六十年の空白を取り戻すことは、喫緊の課題といっても良いでしょう。本当の意味で皇室をお守り申し上げる戦いは、まさにこれからが本番であると言っても過言ではないように思います。

以下、3月7日大会の当日パンフレットから転載してご紹介させて頂きます。

皇室の伝統を守る国民の会
 The National Association to Respect Tradition of the Imperial House
「万世一系の皇室は世界に誇る宝です この大切な伝統を国民の力で守りましょう!」

■設立趣意書

 百二十五代、二千年以上続いてきた日本の皇室は、世界に比類ない歴史と伝統をもっています。世界に多くの王室がある中、我が皇室は、その淵源が神話にまでさかのぼる最古の存在であり、しかもその皇位が今日まで断絶することなく男系により継承されてきました。その歴史的事実は、まさに世界の奇跡であり、私共日本人の誇りでもありましょう。

 この度、四十年来、皇位を継承されるべき男性皇族のご誕生がないため、安定的な皇位の継承を可能にするための制度を確立するとして、「皇室典範を考える有識者会議」は、女性・女系天皇の導入と皇位継承者の長子優先を柱とした改正案を報告しました。

 ところがこの改正案は、男系による皇位継承の伝統を大きく改変する制度の導入であり、各界識者や国会議員より、拙速な改定に慎重な意見が相次いでおります。こうした中、今秋、秋篠宮家に第三子がご誕生されるというご慶事が訪れ、政府・与党内にも慎重な議論が必要との判断が出されていることは、誠に多とすべきであります。

 歴史を翻れば、百二十五代の間、幾度か男系による皇位継承の断絶の危機に直面したことがありました。しかし私共の祖先は、多くの叡智と努力を傾けてこれを乗り越え、万世一系の伝統を守りぬき、天皇陛下を中心として、国の発展が図られてまいりました。

 私共は、過去の祖先の努力に学び、現在の私共が直面している皇位継承の危機を乗り越えなければなりません。そして皇室のご存在の意義を広く啓発し、国民一人一人が関心を寄せ国民的議論を起こすことによって、百年先、千年先のより良い日本の将来を築く契機といたしたく願っております。

 ここに、各界各層の皆様方のご賛同を得て「皇室の伝統を守る国民の会」を設立し、多くの国民の叡智を集めて、伝統に基づく皇位継承制度を確立し、もって世界に誇るべき万世一系の伝統を守ってまいりたく存じます。

平成十八年二月吉日

■大会決議(案)

 我が皇室は、百二十五代、二千年以上にわたって断絶することなく男系によって皇位を継承し、その淵源が神話にさかのぼる世界に比類なき存在である。しかるに今般、政府は、「皇室典範に関する有識者会議」の報告に基づき、女系天皇の導入及び長子優先主義の採用という、皇位継承の伝統に重大な変更をもたらす皇室典範改正を行おうとしている。

 幸いにも、本国会への皇室典範改正案の上程については、拙速な改定に反対する各界有識者および国会議員の声の高まりと秋篠宮家の御慶事を迎えたことにより、慎重な対応がなされるに至っている。

 顧みれば戦後六十年にわたり、皇室制度にかかわる様々な課題は不問に付されたまま今日にいたっている。今回の皇位継承問題を始め、宮家の存続や拡充、皇族方の教育制度、皇室に課せられる相続税を始めとする皇室経済の問題、皇室関係法規の不備など、皇室制度にかかわる解決すべき課題は山積みしている。これらの諸問題を抜本的に検討し、万世一系の皇室を磐石ならしめることこそ、いま我々国民に課せられた責務である。

 我々は、本大会をもって「皇室の伝統を守る国民の会」を設立し、過去に皇室の御慶事にあって様々な奉祝事業を推進してきた実績を踏まえ、皇室の伝統を守るために左の活動に取り組むものである。

一、万世一系の皇室の御存在の意義を踏まえ、男系による皇位継承を堅持すべく、具体的な提案を検討し提唱する。

一、皇室への敬愛の念を高めるため、政府に学校教育の内容充実を要望するとともに、来るべき天皇陛下御即位二十年奉祝事業など広範な国民運動に取り組む。

一、戦後六十年にわたり放置されてきた皇室制度の諸問題を抜本的に解決するため、皇室制度を検討する国会議員の会の設立を要望する。

右、決議する。

 平成十八年三月七日
                        皇室の伝統を守る国民の会

http://www.nipponkaigi.org/n/budoukan/budou-moushikomi.html
http://prideofjapan.blog10.fc2.com/blog-entry-272.html

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