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2006年2月10日 (金)

皇室典範改定問題は、今国会上程阻止が最終目標ではない!

時事通信が、自民党の勉強会が今月下旬を目処に発足させることとなった、と伝えた。
秋篠宮妃殿下のご懐妊とは切り離して、女性・女系天皇容認の皇室典範改正を論議するという。

(時事通信)2006/02/10-00:00
典範改正の勉強会、下旬発足へ=自民部会が確認
 自民党内閣部会(木村勉部会長)は9日、都内で役員会を開き、女性・女系天皇を認める皇室典範改正を論議する勉強会を今月下旬に発足させることを確認した。小泉純一郎首相が今国会への改正案提出を見送る方針を固める一方、党内の意見集約も指示しており、秋篠宮妃紀子さまのご懐妊とは切り離して論議に着手することにした。 


また、共同通信では、首相は、国会提出時期に拘らないが「よく議論していけば改正は必要だという認識を持つようになる」と強調したと伝えた。

(共同通信)2月10日
 国会提出時期こだわらず 首相、皇室典範改正で
 小泉純一郎首相は9日夜、女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案の国会提出時期について「期日にはこだわらない」と述べ、今国会での提出を見送る可能性を重ねて示唆した。
 与野党で改正案提出への慎重、反対意見が強まっていることに関し「よく議論していけば、改正は必要だという認識を持つようになる」と強調。政府が検討している改正案の内容修正については「議論していかなければならないだろう」と述べるにとどめた。官邸で記者団の質問に答えた。
 これに先立ち首相は自民党の武部勤幹事長、山崎拓前副総裁と官邸で相次いで会談し「全会一致(での成立)が望ましい」との考えを伝えた。


さて、ここで考えなければならないのは、「女系容認」の改定は断固阻止しなければならないが、さりとて、現状のままでよいというのでないことを明らかにしておく必要がある。現状維持は勝利ではない。今回の問題で明らかになった占領遺制の害悪を取り除き、皇室のご安泰を図らねばならない。

秋篠宮妃殿下のご懐妊は、本当に神風のようだと思われるが、これは、皇祖皇宗のご神霊が堕ち切った現代日本に対して与えられた猶予時間なのではないかと思われてくる。

今国会での改定案上程阻止が最終目標ではない。

男系維持はもとより、更に積極的に皇室をお守りするための典範改定が行われる必要がある。
旧宮家の皇籍復帰も真剣に検討されるべきである。その上で、現在の皇室会議を改めて、皇族会議を復活し、皇室のことについては、天皇陛下を中心として、皇族で決定するということにする必要がある。また、皇室典範の改正は、皇族会議が第一義的に発議できるものとする必要がある。
また、皇室典範についてだけは、出来るならば国会から超然として運用されるべきものであって欲しいが、国会を国権の最高機関とする現行憲法のあり方を踏襲しなければならないとするならば、最低でも皇族会議の意思は最大限尊重される、という形にするべきだろう。
皇室をお守りする藩屏をいかに構築するのか、叡智を絞らなければならない。皇室経済法を改正して、経済的な基盤を整備すべきであるし、本来皇室に属すべき資産についてお返しすることも重要である。また、皇室に対して課税がなされている現状も、慎重に見直さねばならない。
やらねばならないことは山のようにあると思われる。
また、典範だけの問題ではない。教育において、象徴に関する教育が全くなされていないことは問題である。皇室の御存在の意味を、国民が改めて知ることも重要である。

これからが、本当の戦いである。

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