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2005年8月 3日 (水)

戦後60年決議の全文

ぼうふらのように何時の間にやら湧き出てきた、「戦後60年決議」の全文を紹介しましょう。

 ◇戦後60年決議の全文
 2日午後の衆院本会議で議決される「国連創設及びわが国の終戦・被爆六十周年に当たり、更なる国際平和の構築への貢献を誓約する決議」の全文は次の通り。

 国際平和の実現は世界人類の悲願であるにもかかわらず、地球上に戦争等による惨禍が絶えない。
 戦争やテロリズム、飢餓や疾病、地球環境の破壊等による人命の喪失が続き、核兵器等の大量破壊兵器の拡散も懸念される。
 このような国際社会の現実の中で、本院は国際連合が創設以来六十年にわたり、国際平和の維持と創造のために発揮した叡智(えいち)と努力に深く敬意を表する。
 われわれは、ここに十年前の「歴史を教訓に平和への決意を新たにする決議」を想起し、わが国の過去の一時期の行為がアジアをはじめとする他国民に与えた多大な苦難を深く反省し、あらためてすべての犠牲者に追悼の誠を捧(ささ)げるものである。
 政府は、日本国憲法の掲げる恒久平和の理念のもと、唯一の被爆国として、世界のすべての人々と手を携え、核兵器等の廃絶、あらゆる戦争の回避、世界連邦実現への道の探究など、持続可能な人類共生の未来を切り開くための最大限の努力をすべきである。
 右、決議する。
 平成十七年八月二日


感想   歯の浮くような美麗字句のみを並べ立てた、何の実効性もない空虚な決議であり、薄められた自虐史観と戦後思想によって味付けされているもの。現代日本の政治家の空虚な精神を露出させたという意味では、歴史的な文書になるだろう。「世界の全ての人々と手を携え」て、「核兵器等の廃絶、あらゆる戦争の回避」などと言っているのは、憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して〜」という文言を想起させる。「世界の全ての人々」というのだから、その中には、ビンラディンも金正日も含まれているのだろう。勿論、ブッシュ大統領、プーチン大統領、コキントウ主席なども含まれているのだろう。ばかばかしくて話にならない、甘ったれて弛緩しきった決議である。カタカナのサヨク的な、夢見る乙女的な、何処に出しても恥ずかしいものである。これに賛同した議員は、見識以前に、政治家としての資質が疑われる。

ぼうふら決議とでも名付けてやりましょうか。

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