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2005年4月 8日 (金)

さくら さくら

今日は、色々とものを思うことの多い一日でした。

 うらうらと照れる春日に雲雀揚り心かなしも一人し思へば

とは大伴家持の歌だったと思いますが、不思議とこのような心持になります。

桜の花が咲いて人がぞろぞろと桜の下に集まる。

花に誘われるという表現そのままの現象が、町のあちこちで見られます。

 おとめらの かざしのために、遊士(みやび)をの 蘰(かずら)のためと、敷きませる、国のはたてに 咲きにける、桜の花の にほひはもあなに(若宮年魚麿)

万葉集の中で桜をよんだ歌から一首。名前からして本当に一般庶民が詠んだ歌のようです。

古今和歌集を全編アップしてくれている人がいます。
 桜の歌は、古今集で見るのが一番いいかも知れません。

有名な、

 敷島の 大和心を 人問はば 朝日ににほふ 山桜花

について、この歌は、「桜はいいなあ」という心を詠んだものだ、と小林秀雄氏は言いました。

本当に、桜はいいですね。

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