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2005年3月 3日 (木)

「新約聖書」を読む マタイによる福音書 第1章から第7章まで

新約聖書のマタイによる福音書を英語のテキストで読む。日本語が対訳されているが、部分部分で飛ばされているところもあるので、英語のテキストの方が読み易い。所々補足的に日本語訳を見るという方がいいらしい。

明治の翻訳は文語文であり、こちらの方が分かり易いし、威厳を感じさせるべきところで権威を持ってその雰囲気を伝えることが出来ているように思われる。

マタイによる福音書の第1章の1から17まではいわばイエスの系譜である。18から25までがいわゆる処女懐胎神話だ。

第2章は、東洋の賢者を意味する「MAGI」と、ユダヤの王ヘロデの対話から始まる。

MAGIたちは、星に導かれて、ユダヤ人の王として生まれた御子を拝みに、ユダヤまでやってきた。

その話を聞いたユダヤの王ヘロデをはじめエルサレムの全ての人々は不安を感じた。そこでヘロデ王が、祭司長(ユダヤの神殿で祭りを行う官職のことだろう)、律法学者を全て集めてMAGIに、CHRISTはどこに生まれるのかと問う。

MAGIは、「ユダヤのベツレヘムです」と預言者の言葉を引きつつ答える。

そこで、ヘロデ王は、MAGIたちに、ベツレヘムに行って調査して報告するように委嘱した。その理由は、自分もMAGIたちと同じようにその御子を拝むためだという。

ここまでが1から8だ。

MAGIは、星にその御子のいるところまで導かれる。

Having been warned in a dream

夢の中でお告げを受ける。ヘロデ王のところへ帰ってはならないと。それで別の道を通ってMAGIたちは自分の国へと帰る。

an angel of Load のお告げは、ヨセフにもくだる。

Get Up! Take the child and his mother and escape to Egypt.

起きなさい!御子とその母を連れてエジプトに逃げるのです!私が知らせるまでそこにいなさい。ヘロデが御子を殺すために探しています!

ヨセフと御子とその母は、お告げにしたがってエジプトに逃れます。ヘロデ王はMAGIたちの報告を待っていましたが、OUTWITTED(出し抜かれる)されたことに気付いて荒れ狂います。そして、他のものを派遣して、ベツレヘムとその付近の地方にいる2歳以下の子供をことごとく殺害しました。

これが、9から18までの物語です。

19から23は、ヘロデ王が死んだ後、An angel of the Load がヨセフの夢に現れイスラエルの地にもどるように命ずる。そして、ガリラヤのナザレという町に住むことになるところまでを語る。ここまでが第1章だ。

イエスの物語の壮大な幕開けにふさわしいエピソードという感じがする。

第3章は、荒野のヨハネ、パプテスマ(洗礼)のヨハネの物語とそこにイエスが洗礼を受けに来て、天からの声が「This is my Son, whom I love; with him I am well pleased.」と、イエスを呼ぶところまでである。

第4章は、the Spirit によって荒野に入り、40日40夜、悪魔(devil)に試みられるという試練を受ける。こう見ると、悪魔は言わば神の試験官でもあり、教官でもあるような感じもする。

そしてそこでは、旧約聖書の言葉によって論争がなされるのだ。悪魔は旧約聖書の言葉を引用してイエスを試す。悪魔は全世界を示して、私の前にひれ伏して拝むならば、これら全てをあなたにあげよう、という。イエスは、"Away from me Satan! For it is written:'Worship the Load your God, and serve him only.'"と答え、悪魔を退けた。

これで試練は終わり、悪魔は去り、天使らがイエスの元にやってきて使えた。ここまでが1から11までである。

ここで、しばらくの時間があるのかどうか分からないが、言葉の上では、When と、直ぐその後に続いて、パプテスマのヨハネが捕らえられたと聞いて、イエスはガリラヤへ向かうことになる。そしてこのときから、イエスはPREACH(説教)をはじめるのだ。その言葉は、パプテスマのヨハネが言っていたのと同じ言葉でつづられている。"Repent,for the kingdom of heaven is niear."と。

そして、シモンと呼ばれた猟師のペテロとアンデレ兄弟を、人間を漁るものにしてあげようといって弟子にしたを始め、ガリラヤ全土の synagoguesで説教をし、病気を癒すなどの奇跡を起こす。その噂はシリア全土に広がり、おびただしい群集がイエスに従うことになる。第4章後半の12から25まで、イエスの伝道の出発とその様子を記していることになる。

第5章は、有名な「山上の垂訓」となる。ここから、イエスの説いた具体的な説教の内容が語られ、第6章、第7章の終わりまで記されている。

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