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2010/08/31

「国民の遺書」に先行する、「父上さま母上さま~桜を恋うる英霊の声~」

 小林よしのり編「国民の遺書」が反響を呼んでいるという。


 喜ばしいことだと思う。氏ならではの一定の広がりにより、より多くの人々に「靖国の言乃葉」が広がっていくことは何よりのことだ。


 「英霊の言乃葉」


 靖国神社の御社頭に掲示されている、大東亜戦争をはじめとする日本の近代の歴史の中で、国を守るために、公に殉じて逝った英霊の方々の遺書をまとめた冊子である。


 僕の手元には、1~9までがあるが、今はも少しまとめられているかもしれない。


 最初の一冊を手に取った時の感激は古びていない。

 昭和63年7月15日初版の「父上さま母上さま」という本がある。


 これは、まさに「国民の遺書」に先行する本である。平成7年7月1日第17版が手元にあるので、おそらくは更に版を重ねているはずだ。

 神社新報社という、神社界の出版社から出されていることもあり、一般には広がりにくかったのかもしれないが、それでも売れ続けているわけだ。平成3年の改版の言葉の中に、10万人の人々に読まれている、とあるので、その時点で10万部は頒布されているということである。


 編集者の名前は書かれていないが、自分の記憶に誤りがなければ、これは、南雅也先生のお仕事だったと思う。


 満州の麻刀石の闘いで、正に鬼神も哭かしめた壮烈な戦いを行った学徒兵の生き残りの方である。


 靖国神社において毎年10月21日、学徒出陣の日を期して学生の手で行われている、「戦歿全学徒慰霊祭」が、靖国神社で斎行ことが出来るようになったきっかけが、南雅也先生のおかげだったと記憶している。


 「父上さま母上さま ~桜を恋うる英霊の声~」

この書のことも是非忘れないで、頂きたいものと思う。
 


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