« 貞明皇后神祇御歌  その7 | トップページ | 山田方谷   誠に生きた幕末の巨人  その1 »

2009/04/19

日本の原点、「古事記」

 古事記の勉強会をしよう、という話しが出てから、もう3ヶ月もたつだろうか。

 一向に始まらない中、何冊か本を読み、特に宣長の「古事記伝」(岩波文庫)を読み返している。

 鈴木三重吉の「古事記物語」が復刊されているのも、たまたま書店で見つけて知った。購入したが、分かりやすく上品な国語で書かれている。

 国語、という言葉が忌避され、日本語、という言葉に置き換えられる傾向があるが、これは意図的な「国」外しに他ならない。

 三上章氏の伝記を読んだが、この異色の文学者の業績はともかくも、近代国家を建設したことまでを、「欧米追随」と言い切ってしまう書き手の能天気ぶりがばかばかしく感じた。そして、「国語」から解放し「日本語」にしなければならないという得手勝手な主張にはあきれ返るばかりだ。

 「日本語学科」「日本文学科」

 それが、「進歩」的なのだと信じているおめでたさは度し難いものがある。

 「日本語が滅びるとき」という本が出たが、誠に弱弱しいことだ。

 「日本語の逆襲」という本こそ、出されるべきであり、一生かけて闘い抜く気概さえないのだろう。


|

« 貞明皇后神祇御歌  その7 | トップページ | 山田方谷   誠に生きた幕末の巨人  その1 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日本の原点、「古事記」:

« 貞明皇后神祇御歌  その7 | トップページ | 山田方谷   誠に生きた幕末の巨人  その1 »